【図解】楽天証券の口座開設方法
楽天カードでクレカ積立を始める完全ガイド
楽天証券は、楽天カードと組み合わせると月10万円のクレカ積立で最大2%還元、さらに楽天キャッシュ併用で月15万円まで自動積立が可能なネット証券です。
この記事1本で、口座開設からクレカ積立の初期設定、そして「自分に合うカード選び」まで迷わず進められます。
1. 楽天証券とは?クレカ積立での役割
楽天証券は国内最大級の証券口座数(1,200万口座超)を誇るネット証券です。クレカ積立の観点では、楽天カードとの提携により最大2%の楽天ポイント還元が受けられる点と、楽天キャッシュ決済を併用すれば月15万円までキャッシュレスで自動積立できる柔軟性が最大の強みです。普段から楽天市場・楽天カードを使っている方にとっては、楽天経済圏とのシナジーで「貯まったポイントをそのまま投資に回す」流れが一番自然に組み立てられる証券会社です。
楽天市場・楽天カードで貯まった楽天ポイントをそのまま投資信託の購入に使えます。普段使いのポイントが資産に変わります。
楽天プレミアムカードなら月10万円で1,000pt、楽天ブラックカードなら月10万円で2,000pt(年24,000pt)が自動生成されます。
クレカ積立10万円+楽天キャッシュ5万円で月15万円までキャッシュレス積立が可能。NISA枠を効率的に埋められます。

クレカ積立の仕組みや証券会社×カードの比較を先に確認したい方は、クレカ積立の最適解 完全解説記事をあわせてご覧ください。
2. 楽天証券の口座開設はこちらから
口座開設は無料・スマホだけで完結します。以下のボタンから楽天証券の公式サイトへ進み、開設手続きを開始してください。所要時間は約20分です。
楽天証券の口座開設
(無料・スマホだけで完結)
楽天カードと連携すればクレカ積立をすぐに始められます。口座開設後の設定手順は、この記事の下で図解しています。
楽天証券の公式サイトで口座開設する(無料)※ 楽天証券公式サイトへ移動します

3. 開設前チェックリスト(5分で確認)
口座開設を始める前に、以下の4点を手元に用意してください。途中で止まると再入力が必要になるため、事前確認が重要です。
本人確認書類(いずれか1点)
マイナンバーカード1枚(推奨・最速)、または「通知カード(紙)+運転免許証」の2枚でもオンライン完結できます。マイナンバーカードなら最短翌営業日で取引開始できます。
楽天会員ID(持っていれば)
楽天市場で使っているIDがあれば、申込時に連携するだけで住所・氏名などが自動入力されます。持っていなくても申込画面から新規作成できます。
楽天カード(クレカ積立する場合)
クレカ積立を行うには楽天カードが必要です。未保有の場合は、口座開設と並行して楽天カードを申込んでおくと、初回積立までの待ち時間を最小化できます。詳細は「楽天カード作成ガイド」を参照。
入金・出金用の銀行口座
証券口座と連携する銀行口座を用意します。楽天銀行と「マネーブリッジ」連携をすると、普通預金金利の優遇や、自動入出金(自動スイープ)の設定ができます。
4. 口座開設 ステップバイステップ(所要:約20分)
以下の手順に沿って進めてください。楽天会員IDがあれば全工程ほぼ自動入力で進められます。
メールアドレスを入力して仮登録
所要時間:約2分
楽天証券の申込画面でメールアドレスを入力します。入力後すぐに「仮登録メール」が届くので、記載のURLをタップして本登録へ進みます。
楽天会員IDの連携 / 基本情報の入力
所要時間:約3分
楽天会員IDを持っている場合は「楽天会員のお客様」を選択してログインすれば、住所・氏名・生年月日が自動入力されます。持っていない場合は、ここで新規入力していきます。
本人確認書類の提出(スマホ撮影)
所要時間:約5分
スマホで本人確認書類と顔写真を撮影してアップロードします。マイナンバーカードなら1枚で完結。通知カード+運転免許証の場合は2枚提出が必要です。明るい場所で撮影すると認証が通りやすいです。
NISA口座の同時申込(推奨)
所要時間:約2分
口座種別の選択画面で「NISA口座を開設する」を選びます。つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)のどちらでもクレカ積立が利用できるため、両方使えるNISA口座を開設しておくのがおすすめです。
NISA口座は1人1口座のみ。すでに他の証券にNISA口座を持っている場合は、移管手続きが別途必要(翌年1月以降)です。なお、NISA枠以外(特定口座・一般口座)でもクレカ積立を行うことが可能です。
審査完了・ログインIDを受け取る
所要時間:翌日〜3営業日
マイナンバーカードを使った場合は最短翌営業日に審査が完了します。審査通過後、登録メールアドレス宛にログインIDが届きます。
初回ログイン・初期設定
所要時間:約3分
楽天証券アプリ(iSPEED)またはウェブから届いたIDでログインし、初期パスワードを変更します。あわせてマイナンバーの登録(未提出の場合)と、楽天銀行を持っていれば「マネーブリッジ」連携を有効化しておくと、後の入出金が自動化できます。

5. 開設後すぐやること:クレカ積立の初期設定
口座が開設できたら、いよいよクレカ積立の設定です。一度設定すれば毎月自動で積み立てが実行され、楽天ポイントが貯まり続けます。設定は10〜15分で完了します。
楽天証券 × 楽天カード ── カード別還元率(月10万円積立時)
| カード | 還元率 (高コスト) | 還元率 (低コスト) | 月10万円で (低コスト) | 年会費 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天ブラックカード最高還元 | 2.0% | 2.0% | 2,000pt | 33,000円※招待制 |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% | 1,000pt | 11,000円 |
| 楽天ゴールドカード | 1.0% | 0.75% | 750pt | 2,200円 |
| 楽天カード(通常)入門の定番 | 1.0% | 0.5% | 500pt | 無料 |
「高コスト」「低コスト」とは? ファンドの代行手数料(信託報酬の一部)が 年率0.4%以上 = 高コスト、0.4%未満 = 低コストの区分です。eMAXIS Slim シリーズ(オール・カントリー、S&P500など)は低コスト側に該当します。
※ 2026年4月時点の楽天証券公式情報。最新条件は楽天証券公式サイトでご確認ください。
ここがポイント:オルカン・S&P500を積み立てる場合は「低コスト側」の還元率を見る
多くの人が選ぶ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) や eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は代行手数料が0.4%未満(低コスト側)です。つまり通常の楽天カードでは0.5%、楽天ゴールドでは0.75%還元になります。ここを混同すると、年会費を払って損をするケースがあります。詳しくは次の「検証パート」で具体的に計算します。
補足:楽天キャッシュ決済でさらに月5万円まで積立可能(合計15万円)
クレカ積立とは別に、楽天キャッシュ決済(電子マネー)で月5万円まで積み立てられます。チャージ元を楽天カードにすれば0.5%還元。クレカ積立10万円+楽天キャッシュ5万円で、月15万円まで完全自動化が可能です。NISA成長投資枠を使い切りたい方に有効です。
クレカ積立の設定手順
楽天カードを登録する
楽天証券にログイン → 「投信」→「積立設定」→「楽天カードクレジット決済」を選択し、お手元の楽天カード情報を入力します。
積立銘柄を選ぶ
迷ったら定番の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」または「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選んでおけば大きく外しません。どちらも代行手数料が低い「低コスト側」のファンドです。
積立金額と口座を設定する
月100円〜10万円まで設定可能。NISAつみたて投資枠(年120万円)を埋めたい場合は月10万円が上限です。NISA枠以外(特定口座・一般口座)での積立も可能です。
設定を確認して完了
毎月12日までに設定すると、翌月の指定買付日(1日/8日/12日のいずれか・初回利用時期で固定)に自動買付されます。設定後は完全放置でOKです。

6. 【検証】どのカード × どのファンドが最適か
楽天証券のクレカ積立は 「カード種別」と「ファンドの代行手数料」の組み合わせ で実質還元が決まります。ここでは 還元ポイントから年会費を引いた「年間純利益」 を2軸マトリクスで可視化し、どの組み合わせが本当にお得かを検証します。
マトリクス:月10万円フル積立時の年間純利益(pt還元 − 年会費)
| カード | 代行手数料 0.4%以上ファンド | 代行手数料 0.4%未満ファンド(オルカン等) | 年会費 |
|---|---|---|---|
| 楽天カード(通常) | +12,000円最適 | +6,000円 | 無料 |
| 楽天ゴールド | +9,800円 | +6,800円最適 | 2,200円 |
| 楽天プレミアム | +1,000円 | +1,000円 | 11,000円 |
| 楽天ブラック招待制 | −9,000円 | −9,000円 | 33,000円 |
※ クレカ積立単体で見た場合の純利益。プレミアム・ブラックはカード本来の特典(SPU・空港ラウンジ・コンシェルジュ等)を加味すれば評価が変わります。
代行手数料 0.4%以上 ファンド
通常〜プレミアムが 全て1.0%還元で並ぶ区分。還元差がつかないため、年会費が安いカードほど純利益が高くなります。
→ 楽天カード(通常)一択
月10万円積立で年12,000pt獲得・年会費0円。ゴールド以上は年会費分そのまま損する形に。
代行手数料 0.4%未満 ファンド
オルカン・S&P500など主流インデックスはこの区分。カード種別で還元率に差がつくため、月額によって最適カードが入れ替わります。
→ 月7.4万円が損益分岐ライン
未満なら通常カード、超えるならゴールドが逆転して最適に。月額別の数字は次の表で検証します。
月額別の純利益(0.4%未満ファンド = オルカン・S&P500の場合)
| 月額 | 通常 (0.5%) | ゴールド (0.75%) | プレミアム (1.0%) | 最適 |
|---|---|---|---|---|
| 月3万円 | +1,800円 | +500円 | −7,400円 | 通常 |
| 月5万円 | +3,000円 | +2,300円 | −5,000円 | 通常 |
| 月7.4万円損益分岐 | +4,400円 | +4,400円 | −2,120円 | 同点 |
| 月10万円 | +6,000円 | +6,800円 | +1,000円 | ゴールド |
※ 通常=年会費無料、ゴールド=2,200円、プレミアム=11,000円を引いた純利益。プレミアムが通常を上回るには月18.3万円の積立が必要となり、上限10万円のクレカ積立だけでは元を取れません。
楽天ブラックカードについて:還元率2.0%は国内最高クラスですが、年会費33,000円を加味するとクレカ積立単体では年9,000円のマイナスです。招待制(プレミアム利用実績が必要)かつコンシェルジュ・空港ラウンジ・各種保険などのカード本来の特典で価値判断するカードのため、本記事の損益マトリクスでは選択肢から除外しています。

シミュレーションの結論
- • 0.4%以上ファンド × 全カード:還元率1.0%で並ぶから、年会費無料の通常楽天カードが文句なしで最適。ゴールド以上は年会費分そのまま損する形だね。
- • 0.4%未満ファンド(オルカン・S&P500)× 月7.4万円未満:通常楽天カード一択。ゴールドの年会費2,200円を還元差0.25%で取り戻せないんだ。
- • 0.4%未満ファンド × 月7.4万円以上:楽天ゴールドが逆転で最適。月10万円フル積立で年6,800円、通常より+800円の純利益が出るよ。
- • 楽天プレミアム:クレカ積立単体では月10万円積み立てても+1,000円止まり。SPU+1倍や空港ラウンジなどカード本来の特典と合算して判断すべきカードだね。
SBI証券・マネックス証券との横断比較で「結局どこが最適か」を確認したい方は、クレカ積立の最適解 完全解説をご覧ください。
7. よくある質問(FAQ)
Q.SBI証券と楽天証券、両方持つのはアリですか?
アリです。NISA口座は1人1金融機関のみなのでどちらかを選ぶ必要がありますが、特定口座は両方持てます。クレカ積立は両証券で月10万円ずつ別枠なので、家計に余力があれば「NISAは楽天、特定口座でSBI+三井住友カード」のように使い分けることで、合計月20万円までクレカ積立できます。
Q.楽天キャッシュ積立とクレカ積立、どちらを優先すべき?
還元率はクレカ積立のほうが高い(最大2% vs 0.5%)ので、まずはクレカ積立を月10万円まで埋めるのが基本です。月10万円を超えて積立たい場合に、追加で楽天キャッシュを月5万円まで使う、という順番が最も合理的です。
Q.楽天カードを持っていないのですが、どうすれば?
楽天証券の口座開設と並行して楽天カードを申し込んでおくのがおすすめです。楽天カードの審査は1週間程度。クレカ積立の設定締切(毎月12日)に間に合うよう、両方の到着タイミングを意識してスケジュールを組むと良いです。
Q.NISA口座は他社から移管できますか?
できますが、移管できるのは年1回のみで、翌年1月以降の手続きとなります。たとえばSBI証券から楽天証券に移したい場合、当年中に「金融機関変更届」を提出し、翌年1月から楽天証券のNISAが使える状態になります。年内にNISAで買付済みの場合は、その年は移管不可です。
Q.積立日は選べますか?
クレカ積立の買付日は「初回利用時期」で固定されており、自分で選ぶことはできません。2024年8月25日以降に新規利用する人は「毎月12日」となります。買付日を柔軟に選びたい場合は、楽天キャッシュ決済(毎月1〜28日から選択可)を併用する方法があります。
8. まとめ
この記事のポイント
- 楽天証券は楽天ポイントが使える・貯まる、楽天経済圏との相性が抜群のネット証券
- 口座開設は無料・スマホだけで完結。楽天会員IDがあれば約20分で完了する
- クレカ積立10万円+楽天キャッシュ5万円で、月15万円まで完全自動積立できる
- 代行手数料0.4%以上ファンドは全カードが1%還元で並ぶため、年会費無料の通常楽天カードが最適
- オルカン・S&P500(代行手数料0.4%未満)は月7.4万円が損益分岐。未満なら通常、超えるならゴールドが逆転で最適
- プレミアム・ブラックはクレカ積立単体では元を取りづらく、SPU等カード本来の特典と合算して判断する